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『明日の幸福論』 [観劇]

『明日の幸福論』
劇団HOBO第二回公演『明日の幸福論』@中野テアトルBONBON
2010年2月28日15時開演 B列5番

脚本・演出:おかやまはじめ

出演:
内田(先生)……林和義
好子……高橋由美子
喜三郎……古川悦史
白井……本間剛
善助……省吾
正夫……有川マコト
加賀谷……おかやまはじめ

こんな日本も確かにあった。
こんな幸福が確かにあった。

いつかの遠い昔の昭和。東京どこかの貧乏長屋。
そこには金無し職無し仲は良しの夫婦、気の良い子だくさんの大工などなど貧乏だけれど情はある連中が住んでいる。
師走のある日、酒屋の掛け取りに追われた大工がその夫婦の家に忍んで来る。
そこからはじまるとある一夜のてんやわんやの物語。
太宰治の小作品「貧の意地」をモチーフにした、劇団HOBOらしさ満点の人情劇。
たいして若くないのと、もう若くないのが入り交じって、漢方系作品をお届けします。
お楽しみに!


旗揚げ公演は、予定があわずに観られなかった。
今回、中野“元気”演劇祭の1つとして上演。
公式サイトはこちら。
中野“元気”演劇祭
テアトルBONBONも出来てから初めて行った。
小さな劇場、すぐ隣(同じビル)に劇場HOPE。
ザ・ポケット、MOMO、テアトルBONBON、HOPEと4つの劇場が隣接してることに。

ちなみにしばらくこれらの劇場では面白い演目が続く。
演劇祭参加の演目は以下のとおり。
劇団HOBO『明日の幸福論』@テアトルBONBON、2/23~3/7。
少年社中『機械城奇譚』@MOMO、2/26~3/7。
空晴『もう一回の、乾杯』@HOPE、3/2~3/7。

そして中野ザ・ポケットではmerrymaker『猫丸先輩の演劇』、3/3~3/7。
こちらは以前、キャラメルボックスに在籍してた演出:隈部正則さんの率いる劇団。
今回はキャラメルの役者、鍛治本大樹が客演。
キャラメルボックス俳優教室卒業の役者がほとんどってことらしい。
私はまだ観たことがないんだけど、おもしろいらしい。

話がそれた・・・。


HOBOチラシ
さて、『明日の幸福論』。
貧乏長屋の年の瀬。
舞台は内田先生の家。
そこに長屋の貧乏仲間が集まりどたばたと。

役者一人ひとりの個性が際立って魅力的。
本来の年齢と役の年齢がずいぶん違う人もいたなぁ。
でも違和感なく、こなしてるあたりすごいね。

最後にちょっとした謎が残るんだよね。
“犯人”がいったい誰なのか、答えは出てない。
観る側の想像に任せる、ってところかなぁ。
色々考えられて、おもしろいけど、すっきりはしないかも(笑)

「幸せ」って「幸福」って何だろうね。
上を見ればキリがないし、たぶん、下を見てもさらに下はある。
今の自分を「幸福」だと思うのは、いいことなんだろうか、悪いことなんだろうか。
現状に満足してしまえば、前へは進めない。
でも、日常の幸せに気づかなければ、大切なものを失ってしまう。

今よりも“上”を目指すこと。
今の“幸せ”を大切にすること。

これって両立しないのかなぁ。

この作品。
太宰治の「貧の意地」をモチーフにしてるそうだ。
読んだことないので、ちょっとチェックしてみようと思う。

まだ平日は席に余裕があるそう。
公演は3/7(日)まで、中野テアトルBONBONにて。
実力派の役者たちが問う「幸福」とは。
見応え充分の作品です。

劇団HOBO公式サイト。
http://gekidan-hobo.com/
タグ:観劇
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コメント 2

まなひ

同じ物を観たのに、文才能力の無さをぶりんさんのブログを読むと痛切に感じます。

>太宰治の「貧の意地」をモチーフにしてるそうだ。
それは知らなかった。
by まなひ (2010-03-04 10:22) 

ぷりん

まなひさん
そう?
書いてること、あんまり変わらないと思うけど。
っつか、似たようなこと考えるんだなって思ったよ。
by ぷりん (2010-03-04 17:42) 

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