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『Birthday!』 [キャラメル役者客演]

G-up side.B session『Birthday!』@サンモールスタジオ
2009年12月29日19時開演 自由席


脚本:秋之桜子(羽衣1011)
演出:Peter.F.Pumpkinhead


出演:
マスター……有川マコト(絶対王様)
ショウ……藤田有紀彦
轟匠……有馬自由(扉座)
岡田真司……工藤潤矢
前園裕也……瓜生和成(東京タンバリン)
紀峰亮太……恩田隆一(ONEOR8)
大久保洋平……森啓一郎(東京タンバリン)
佐々木圭……浦井大輔(コマツ企画)
飛田健……野本光一郎(ONEOR8)
前園拓真……細見大輔(演劇集団キャラメルボックス)



去年に引き続き、細見さんで観劇納め♪

日程的に、かなり無理があったんだけど。
どうしても、観たかったので。
だって、去年同様、このメンバーで外れるわけがないっ!
キャスティング見ただけでわくわくする座組。

決して、明るい話じゃない。
キーワードとして“誕生日”は出てくる。
でも扱うのは“生と死”。
どちらかと言うと“死”のイメージが強いか。

とても考えさせられる。
でも決して“重く”なりすぎてない。
それは演じる役者の力量によるものでしょうね。

稽古入りが今月の9日だそうで。
でも、細見さんや有川さんは本番中。
合流は本当に直前。

にも関わらず、このクオリティの高さ。

この芝居だから、というのももちろんある。
同じように、このメンツだから、とも言える。
それぞれが、台詞の多い少ない関係なく、しっかりと存在感を放ってる。
お見事。

ショウを演じた藤田さんなんて、ほとんど単語だけ。
なのに、キャラが立ってる、しっかり個性が出てる。
有川さんも台詞は少なめ。
でも、やっぱりちょっとした仕草や台詞に有川さんらしさと、説得力がある。

有馬さんはさすがだなぁ。
あの柔らかさが、この芝居のテーマの重さを緩和してる。
しかも轟も、ちゃんと自分のストーリーを持ってる。

マスターとショウ以外は、一人一人がストーリーを持ってる。
些細なものから、重たいものまで。

何も解決してないけれど、みんながちょっとだけ前を、上を見て終わる。

考えさせられる芝居なんだけど、イヤじゃない。
ちょっと、周りに気を遣いたくなる。
誰かの誕生日に「おめでとう」と言ってあげたくなる。



生まれてきてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
生きていてくれてありがとう。
誕生日おめでとう。
タグ:観劇
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