トリオ・ダブル～over the below～

トリオ・ダブル～over the below～＠代官山晴れたら空に豆まいて
2009年12月27日19時半開演 自由席


出演：
Schroeder-Headz［渡辺シュンスケ（Pf）、須藤優（B）、佐治宣英（Ds）］
南博トリオ［南博（Pf）、鈴木正人（B）、芳垣安洋（Ds）］

今宵初の師弟共演！！

南さんは僕の学生時代のジャズピアノの師にあたります。ジャズはもとより、ステージにおいてプロフェッショナルに自分の音楽と向き合う一人のミュージシャンとしての在り方を、上京したばかりの青二才に言葉ではなく、間近な存在感で教えてくれた憧れの人でもありました。
あれから常に進化し続ける南さんの音楽と、この僕は果たして何を掴んで来れたのか。
この日、ついにピアニストとして、同じトリオ編成で同じステージに立ちます。果敢に挑む元青二才と、圧倒的で美しい南さんの音楽を、どうか存分に楽しみにいらしてください。

渡辺シュンスケ（schroeder-headz）

最高に贅沢で、最高に素敵な時間だった。
こんなに豪華で素敵な音に埋もれて幸せだったなぁ。

Schroeder-Headz are...
渡辺シュンスケ（Piano）
須藤優（Bass）
佐治宣英（Drums）

SET LIST（2010年1月3日追記シュンちゃんがブログにアップしてくれました。）
1.Another Hero
2.No sign
3.exodus
4.GRAHUM
5.polka dots fish
6.For my Ambivalence
7.microcosmos
8.absence of absolutes
9.sleepin' bird
10.newdays

今回、最初の告知ではドラムは浩之くんだったんだよね。
ところが、気がついたら佐治さんになってた。
佐治さんでのSchroeder-Headzも楽しいので嬉しいけど。
浩之くんでも聴きたかったなぁ。
やっぱりART-SCHOOLが忙しいからサポートはもう無理なのかな、残念。

南さんのトリオと対バンということで、演奏時間も長め。
なので、佐治さんでは初の曲もあり。
レコーディングライヴ以来の曲もあり。
じっくりたっぷり聴かせてもらいました。

音のバランスを考えたら、PA席前が一番いいんだよね。
でも、演奏してる手元聴きたかったり、やっぱり生音聴きたかったり。
いつも悩む（笑）
まぁ、基本的にシュンちゃんがグランドピアノ弾いてるときは手元優先だけど。

『Another Hero』『No sign』とお馴染みの曲。
だけど、2か月ぶりだったせいか、かなり新鮮に聴こえた。

ちょっと前にいすぎて、ドラムの生音が聴こえちゃって。
ベースがたまに埋もれてたのが残念。
まぁ、仕方ないね。

『GRAHAM』は仮題って話だったけど、これで決定になったみたい（笑）
ピアノの可愛いメロディが好きだわぁ。
聴いててわくわくしてくる。

『polka dots fish』。
ピアノとベースの掛け合いがやっぱ楽しい。
佐治さんがこれまた楽しそうなんだよなぁ。

7曲目、8曲目はストーさんはエレキベース。
『microcosmos』はコタツ宇宙の曲。
っても、いつも一人でやってて、神森さんとやったことないんだよねぇ。
バンドでは初、ってことでした。
Schroeder-Headzとは曲調がまったく違うのが面白いよなぁ。

『sleepin' bird』はベースラインがかっこよくてね。
やっぱりストーさんの手元に釘付け。

最後は『newdays』。
メロディの美しさに、ほんと泣けてくる。
冒頭のピアノから目と耳を離せなくなる。

じっくりとSchroeder-Headzトリオを堪能。
いやぁ、素敵だった。

転換挟んで、南博トリオ。

これがねぇ・・・。
こんなにもピアノって表情豊かなのか、と再認識させられた。
南さんの弾くピアノの音にぞくぞくした。
曲によって、紡ぎだされる音の変化に驚いた。

シュンちゃんの弾くピアノが、すごく好きで。
ここのところ、グランドピアノ弾く機会も増えて、音の表情も豊かになって。
でも、まだまだ上には上がいるんだね。
南さんのピアノを聴いて、シュンちゃんってまだピアニストとしては若いんだなって思った。

カバー曲ばかりだったんだけど、ほんと堪能。
ベースもドラムも最高のプレイでしたわ。
こんなに素敵な音に埋もれて、幸せだった。

シュンちゃん、もっとグランドピアノ弾いてほしいな。
50、60歳になったとき、どんな音が出るのか。
さらに表情豊かな音を聴かせてくれるのを期待。
ピアニストに引退はないもんね。
そんなことを、思ったライヴでした。

Schroeder-Headzはこれで納め。
シュンちゃんもストーさんも、今年はよく聴いたなぁ。
ま、シュンちゃんはまだCOUNTDOWN JAPANがあるけどね。
Schroeder-Headzは来年もすでにライヴが決まってるので、楽しみ♪

タグ：LIVE