『デイドリーム』

演劇集団スプートニク第4回公演スプニバスvol.1『デイドリーム』＠池袋THEATER GREEN BASE THEATER
2009年12月27日13時開演 B列3番


作・演出：演劇集団スプートニク

出演：
鍋蓋清……福沢重文
中島保……粟島瑞丸
山田一……吉岡毅志
早見よりみち……佐藤晴彦
福田一郎……ハ・ヨンジュン


前作『ジェニファー』で馬鹿笑いさせてもらったスプートニク。
全力で馬鹿らしいことをやってくれる彼らの演技はかーなーり好き（笑）
今回は、公演あることをすっかり忘れてて（ぉぃ）
一週間前に、最初にスプートニクを紹介してくれた友人と話してて気付く。
その場で慌ててチケット確保（笑）
いやぁ、今回も行ってよかった♪


“スプートニク”＋“オムニバス”＝“スプニバス”

大晦日、星空大学の夢研究会の忘年会での話。
いかに思い通りに初夢を見るか。
それぞれの見たい初夢といかにしてそれを見るかの研究発表。

そこからもう馬鹿らしくもあり（笑）
でも演じてる役者は本気。
スプートニクはこれがいいんだよね。

そこに年越しそばの出前が。
「4人前で7千円」という出前のお兄ちゃん。
説教してやる、と中に招き入れたら、それが夢研OBだった。
しかも先輩は、他人の見たい夢を見せることが出来る方法を会得したという。
他人の夢を操れるようになった、と。

それじゃ、自分たちにも見たい夢を見せてほしい。

そこから、“デイドリーム”を見せるためのやりとりと夢の世界がオムニバスで展開される。
一つ一つ、ちゃんとオチがあるし、何しろ馬鹿馬鹿しいのに、役者は全力で本気で演じてる。
それが最高におもしろいっ！

ベタなんだけど、ちゃんと伏線も張ってて、それが最後しっかり落ちるところもいい。
安心してバカ笑いして楽しんでいられる。

スプートニクは、来年もぜひ観たい。
客席で、大口開けてバカ笑いできる作品を期待。
もちろん、いい意味で期待を裏切ってくれるのも期待（笑）

やっぱり。
芝居は舞台上の役者が楽しんでいれば、それがちゃんと伝わってくるんだな。

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