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「Lost & Found」 [キャラメル役者客演]

真夏の夜の万華鏡Lost & Found
「Lost & Found」舞台挨拶&ミニトーク@ユーロスペース
2009年9月16日21時上映開始

監督:三宅伸行
脚本:荒井真紀、三宅伸行
撮影監督:八重樫肇春

出演:出演:菅田俊、坂田雅彦、畑中智行、寉岡萌希、藤井かほり、菜葉菜、ひもの屋カレイ 他

東北のローカル船の終着駅にひっそりと佇む、“落とし物あずかり所”。そこで働く初老の係員、富樫のもとには日々様々な落し物が届く。その持ち主たちとそれを届けたひとたちは、気づかぬうちに関わりあい影響しあってゆく。一連の出来事を絡んだ落としものあずかり所、そこで働く富樫はやがて、自分がなぜここにいるのかを語り出す。
“Lost&Found-失って、そして見つける”。登場人物たちが見つけたものは、何だったのだろうか。


ユーロスペース。
ライヴ行くのに、いつも前は通過するんだよね。
でも、入ったのは初。

今回の上演は21時からのレイトショー。
保護者かねて(笑)行ってきました。

舞台挨拶もあるためか、超満席。
立ち見が出るほどの賑わいでしたね。
キャラメルのお客さんも多かったみたい。

畑中くんは“やなヤツ”でしたわ(笑)

話は、駅と遺失物預かり所を舞台とした人間ドラマ。
駅を利用したり、預かり所に訪れる様々な人の色んなドラマが散りばめられてる。
それぞれが何かを失くして、何かを見つけたのかな。

富樫と相馬がね。
やっぱり一社会人としては、感情移入して辛い部分があったなぁ。
目の前にあることに精一杯取り組んだ先にあるものって何だろう。
そこには何があるんだろう。
そこに行くまでに何を失くして、そこでは何が見つかるんだろう。

なんか非常に考えさせられる。

ラストは少し明るい雰囲気で終わる。
んだけど・・・。
私個人的には救いがあったとは。
答えはそれぞれ考えて見つけなきゃいけないのかもね。

70分というわりに、よくまとまってた。
すべての話がいちおう着地してるし。

景色が綺麗だったなぁ。

上映終了後の舞台挨拶&トークショー。
監督の三宅伸行氏、脚本の荒井真紀氏、そして畑中智行くん。

撮影秘話なんかも出て終始楽しげに。
三宅さんも荒井さんも畑中くんの演技を絶賛。
でも、荒井さんは携帯でゲームしてる印象が一番強いそうで(笑)

舞台と映像の違い。
声量がね、やっぱり言われてた(笑)
声がでかすぎるって、注意されたって。
あとは、動きがいちいち大袈裟(笑)
あぁ・・・なんか上川さんも「大地の子」のときに散々言われたらしいよね。
畑中くんも「普通にしてください」って何度も監督に言われたって。

相馬役の坂田さんが、役に没入しちゃって近寄れなかったって荒井さんの話とか。
町をあげて、撮影に協力してくれて、エキストラの人が毎日差し入れ持ってきてくれたり。
フィルム中には実際の山形鉄道の駅員さんたちも出演されてるとか。

畑中くんは役作りするにあたって、目の前にいる駅員さんたちをお手本にしたらしい。
でね。
駅員さんって背中に一本棒が入ってるみたいに背筋がしゃんと伸びてる。
自分はだらっとしてるから、それを気をつけたって言ってたんだわ。
それが映像中でも出てると嬉しいんですけどって。
でもねぇ、私映画見ながら、あぁ、畑中くんって姿勢悪いよなぁって思ってたんだよね。
あんまり成功してなかったかもよ(笑)

ちなみに、最初に書いたとおり、畑中くんの役は“やなヤツ”。
カメラが止まると「やなヤツですねぇ」「何でこんなこと言っちゃうんでしょうね」って自分で言ってたとか。
善でも悪でもない、普通の青年。
だから言ってしまう“余計なひと言”。
それが人を傷つけたり、不快にさせたり。
好演してたと思う。
だって、“やなヤツ”って思ったもん、思いっきり。


『真夏の夜の万華鏡』。
前半のショートフィルムがね、観たいのあったんだよね。
残念ながら時間が合わなくて観られなかったけど。
今は長編フィルムが上映中。

「Lost & Found」は9月20日21時から最後の1回の上映あり。
http://www.acedeuce-ent.jp/mangekyo/
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