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白石一文「私という運命について」 [読書・映画]

白石一文「私という運命について」(角川文庫)

私という運命について (角川文庫)

私という運命について (角川文庫)

  • 作者: 白石 一文
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 文庫


大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は、元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、2年の年月を経て、その手紙を読むことになり……。――女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?
一人の女性の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。


んとですね。
後半は先がすべて予想できてしまって、半分醒めてしまいました。

でも、そこまではおもしろかった。
何がおもしろかったって、女性の心理描写。
自分はちょうどその半分手前。
なので、前半部分から半ばまでの亜紀の心理は痛いほどよくわかる。
後半にかけてはこれからわかってくる部分もあるのかな。

女性が仕事をするって色々あるよね。
一人の人を好きになるって勇気いるよね。
結婚するとなると悩むよね。
人生を共にずっと歩み続けるって考えられないなぁ。

いま、私って自分の人生についてちゃんと考えてるのかな。
向き合ってるのかな。

向き合う時期って来るのかな。
私はどの段階に入いるんだろう。
「自分という運命について」ちょっと考えさせられた本だった。

っつか、けっこう痛い一文があっちこっちにあったなぁ(笑)
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コメント 2

こだま

タイトルにものすごく惹かれる本です。
でも、今溜まってるものがたくさんあるので・・・それを制覇次第読んでみようと思います♪
by こだま (2009-08-27 08:42) 

ぽぽぷりん

こだまさん
共感する部分かなりあると思うよ。
ボロボロ泣いたもん(笑)
積読本なくなったら声かけてくださいませ。
お貸しします♪
私も借りたの読まなきゃ(笑)
by ぽぽぷりん (2009-08-27 11:42) 

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