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『ペガモ星人の襲来』 [キャラメル役者客演]

pegamo.jpg
G-up presents vol.6『ペガモ星人の襲来』@下北沢駅前劇場
2008年8月27日14時開演 A列5番

脚本:後藤ひろひと(Piper)
演出:関秀人

出演:
ポキ(大谷雄二)……吉岡毅志(演劇集団スプートニク)
クリさん(栗山寛之進)……有川マコト(絶対王様)
仁太……瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)
ミッチ(春本美智子)……後藤飛鳥(五反田団)
黒さん(黒田甚五郎)……赤星昇一郎
チョロ(宇野弘)……森啓一郎(東京タンバリン)
岸田浮世……小椋あずき
林田藤吉……岩井秀人(ハイバイ)
岡田良……大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス)
木浦夕子……町田カナ
プロデューサーほか色々……柿丸美智恵
ミゴー佐々木ほか色々……黒岩三佳(あひるなんちゃら)
ひろみほか色々……森下亮(クロムモリブデン)
ディレクターほか色々……板倉チヒロ(クロムモリブデン)
AD……森田祐吏(北京蝶々)
守衛さん……関秀人


【ストーリー 公式サイトより】
http://www.g-up.info/

おはなし。
今を遡ること50年前、ラジオドラマ全盛期。
アメリカでは、かの有名な「火星人襲来」が大ヒット中。
生収録のラジオドラマの現場は、効果音を巡って いつもハプニング続き。
現場では職人気質の音効スタッフ達が生き生きと働いていた。
ある日『ペガモ星人の襲来』なるラジオドラマを作ることになり、音効スタッフ達は大慌て。

ウホー(UFO)の音ってどんなんだ?

話は飛んで50年後、いま現在。
あるディレクターが、50年前の脚本『ペガモ星人の襲来』に 目をつけた。UFO登場シーンで幻の効果音が使われたという噂のこのドラマ、なぜか放送第一回目で打切りになっていた。

二つの時代の話が、謎を孕みながらシンクロしていく…
1995年、当時「遊気舎」二代目座長だった後藤ひろひとが、関秀人主催の「立身出世劇場」に書き下ろした本作品。 十数年の時を経て、満を持しての再再演!


前日に、骨盤を痛めて、まともに歩けない状態での観劇。
劇前劇場は椅子がほんとに悪いから・・・。
ほんとはB列(2列目)だったんですが、友人が「足が伸ばせるほうがいいでしょ」と代わってくれました。
感謝♪

大内さん、有川さん、瀧川さん、クロムモリブデンの二人がメインのお目当て。

基本、おもしろい、笑える。
後藤さんの脚本かぁ、納得~

実力ある俳優が揃ってるので、話の中にあるそれぞれの小さな話もいい。

ポキを演じる吉岡さんがよかったなぁ~
商売道具である耳が聞こえなくなったあとの演技がめちゃくちゃよかった。
「ペガモ星人の襲来」本番撮りの時の表情なんて、見ていてぐっときた。
結局、ポキの耳は聞こえるようになったんだろうか?聞こえないんだよね。
UFOとの遭遇をきっかけに骨振動で聴覚障害者にも音が聞こえる機械を開発したってことよね。

瀧川さんは期待通り。
50年の声の変化はよかったな。
50年後の見た目は若々しかったけど、どうしても(笑)
若い仁太のキラキラした目がとっても印象的だった。

あつをさんは、ふむ、まぁ、いつもの感じ。
そろそろ意外性のある役が観てみたいなぁ。
個人的には、カーテンコールの退場で、飛び道具軍団と同じように踊ってほしかった。
もうちょっと、はっちゃけてもいいんでない?

クロムモリブデンのお二人。
思いっきり“飛び道具”、徹底して“飛び道具”(笑)
そして、それがめちゃくちゃはまってるのもさすがっ!!
面白すぎる、素敵すぎる♪
全力で笑いを取りに行く姿勢は、さすがだ。
最近、森下さんがあぁいうキャラやってても違和感を感じなくなってきた。
以前は“カッコいい役者さん”だと思ってたんだけどなぁ・・・

有川さんは、どこでも有川さんだぁ。
張り付いた笑顔がなんともキモカワイイ・・・(笑)
ほんと、色んな“成分”が同居してる役者さんだなぁ、と思う。
引き出しが色々あって、色んなものが出てくる。


まぁ、しょーもない話だったなぁ(笑)
テーマがどう、とか、訴えていることがどう、とか。
そんなこと考えてもしょーがない。
楽しんで笑ったもん勝ち!

最近、こういう観後感があったかいお芝居に出逢うなぁ。
観たあと、元気がでる芝居っていいね。
タグ:観劇
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