SSブログ

白石一文「どれくらいの愛情」 [読書・映画]

白石一文「どれくらいの愛情」(文春文庫)

どれくらいの愛情 (文春文庫)

どれくらいの愛情 (文春文庫)

  • 作者: 白石 一文
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/08/04
  • メディア: 文庫


5年前、結婚を目前に最愛の女性、晶に裏切られた正平は、苦しみの中、家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。そんな彼に突然、電話が。再会した男と女。明らかにされる別離の理由(表題作)。目に見えるものだけでは分らない「大切なもの」に気づくとき、人は感動に打ち震える。表題作の他3作を収録した傑作恋愛小説集。


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

松尾由美「ハートブレイク・レストラン」 [読書・映画]

松尾由美「ハートブレイク・レストラン」(光文社文庫)

ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)

ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)

  • 作者: 松尾 由美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: 文庫


フリーライターの寺坂真以が仕事場代わりにしているファミリーレストランには、名探偵がいた。店の常連ハルお婆ちゃんは、客たちが話す「不思議な話」を聞くと、真以を呼び寄せ、たちどころに謎を解いて見せるのだ。そんなお婆ちゃんにも、ある秘密があったのだが……。
可愛くって心優しいお婆ちゃん探偵が活躍する、ハートウォーミングな連作ミステリー!


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

石持浅海「心臓と左手 座間味くんの推理」 [読書・映画]

石持浅海「心臓と左手 座間味くんの推理」(光文社文庫)

心臓と左手―座間味くんの推理 (光文社文庫)

心臓と左手―座間味くんの推理 (光文社文庫)

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/09/08
  • メディア: 文庫


ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある――。警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの六編に、「月の扉」事件の十一年後の決着を描いたた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集!


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

加納朋子「モノレールねこ」 [読書・映画]

加納朋子「モノレールねこ」(文春文庫)

モノレールねこ (文春文庫)

モノレールねこ (文春文庫)

  • 作者: 加納 朋子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 文庫


小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれてしに、タカキとの交流は途絶えたが……。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最後の日」など、夫婦、親子、職場の同僚など、日常にさりげなく現われる、大切な人との絆を描いた8編。 解説・吉田伸子


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

白石一文「私という運命について」 [読書・映画]

白石一文「私という運命について」(角川文庫)

私という運命について (角川文庫)

私という運命について (角川文庫)

  • 作者: 白石 一文
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 文庫


大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は、元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、2年の年月を経て、その手紙を読むことになり……。――女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?
一人の女性の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。


続きを読む


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

小路幸也「高く遠く空へ歌ううた」 [読書・映画]

小路幸也「高く遠く空へ歌ううた」(講談社文庫)

高く遠く空へ歌ううた (講談社文庫)

高く遠く空へ歌ううた (講談社文庫)

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/02/15
  • メディア: 文庫


港に霧が出た夜には「赤眼の魔犬」が現れ、次の日には必ず人が死ぬ――。高くて広い空に囲まれた町で暮らす、少年・ギーガン。また見つけてしまった10人目の死体。現場には革ジャンの男が現れ、「犬笛」の歌声が聞こえてくる。父さんはなぜ自殺したのだろう。謎の糸が少しずつ解けていく優しいミステリー。


続きを読む


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

梶尾真治「精霊探偵」 [読書・映画]

梶尾真治「精霊探偵」(新潮文庫)

精霊探偵 (新潮文庫)

精霊探偵 (新潮文庫)

  • 作者: 梶尾 真治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/01/29
  • メディア: 文庫


交通事故で同乗の愛する妻を亡くして以来、なぜか私には人の背後霊が見えるようになってしまった。特殊な能力を見込まれて、人捜しを依頼された私は、どこかで妻の霊に会えることを期待して探偵のまねごとを始める。だが、手がかりの奇妙なカードをめぐり、不穏な出来事が次々と起こり――。驚きのラストが待ちうける、ちょっと不思議でほんわか切ないスピリチュアル・ミステリー。


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

小路幸也「東京公園」 [読書・映画]

小路幸也「東京公園」(新潮文庫)

東京公園 (新潮文庫)

東京公園 (新潮文庫)

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/07/28
  • メディア: 文庫


写真家をめざす大学生の圭司は、公演で偶然に出会った男性から、奇妙な依頼を受ける――「妻の百合香を尾行して写真を取ってほしい」。砧公園、世田谷公園、和田堀公園、井の頭公園……幼い娘を連れて、都内の公園をめぐる百合香を、カメラ越しに見つける圭司は、いつしか彼女に惹かれていくが。憧れが恋へと成長する直前の、せつなくてもどかしい気持ちを、8つの公園を舞台に描いた、瑞々しい青春小説。


続きを読む


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

川端裕人「はじまりの歌をさがす旅」 [読書・映画]

川端裕人「はじまりの歌をさがす旅」(角川文庫)

はじまりの歌をさがす旅 (角川文庫)

はじまりの歌をさがす旅 (角川文庫)

  • 作者: 川端 裕人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/07/25
  • メディア: 文庫


「この航空券でオーストラリアに来て、ゲームに参加せよ」。写真でしか知らない曾祖父の死をきっかけに、謎の旅に招待された隼人。必要な持ち物は、きみの声と歌の言葉――。音楽活動に行き詰まりを感じ、日本を飛び出した隼人だったが、到着早々、案内人に荷物を燃やされ、身ひとつで砂漠に放り出されてしまう。熱砂の中、祖先の辿った「歌の道」を探す、想像を絶する過酷な旅が始まった! 音楽と冒険を広大なスケールで描くスペクタクル。


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

恩田陸「中庭の出来事」 [読書・映画]

恩田陸「中庭の出来事」(新潮文庫)

中庭の出来事 (新潮文庫)

中庭の出来事 (新潮文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/07/28
  • メディア: 文庫


豪奢なホテルの中庭で、気鋭の脚本家が謎の死を遂げた。容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かる。警察は女優三人に脚本家の変死をめぐる一人芝居『告白』を演じさせようとする――という設定の戯曲『中庭の出来事』を執筆中の劇作家がいて……。虚と実、内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮。芝居とミステリが見事に融合した山本周五郎受賞作。


続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。