SSブログ

『ネバーランド』 [観劇]

ネバーランド
少年社中第23回公演『ネバーランド』@青山円形劇場
2010年6月23日19時開演 G列14番

作・演出:毛利亘宏

出演:
ピーター・パン……井俣太良
ウェンディ……大竹えり
ジョン……廿浦裕介
マイケル……堀池直毅
ピーター・パンの影……椎名鯛造
ティンカーベル……ザンヨウコ
ベルベル……加藤良子
酋長……杉山未央
タイガー・リリー……小野川晶
ジュニア、ワニ神……森大
少女……平田薫
ジェームズ、ジョン(少年)……石澤希代子
ジャッキー、マイケル(少年)……戸谷絵里
トゥートルズ……岩田有民
カビー……長谷川太郎
ニブス……安藤理樹
スライトリー……内山拓磨
スミー……矢薙直樹
スターキー……山川ありそ
ヌードラー……佐野まゆ香
ジェークス……竹内尚文
チェッコ……内山智絵
チキチキ……大沼優記
バンバン……大久保健
ジェロニモ……住吉屋力
フック船長……唐橋充



青山円形劇場
いやぁ、おもしろかった!
泣いて笑って、最高だね。

ティーカーベルがキュートで♪
ラストのピーターパンとフック船長の戦いのシーン。
ティンクの一発で笑いと同時に涙が零れた。
笑いながら泣いてた。

命は受け継がれていく。
親から子へ。

親が子を守ろうとするのは、自分自身の未来を守ろうとしているってこと。
子を守ることで、自分の未来を子に託してる。
子の命に、自分の命を繋いでいる。

オトナはコドモに未来を託す。
コドモにこれからの未来を受け継いでもらう。
そのためにオトナがいる。
コドモを守り育て、バトンを渡す。


バランス良く笑いがちりばめられていて。
でも、一つ一つの台詞がとても効果的。
円形劇場をうまく使った動き。
照明や音楽も少年社中!って感じ。

ほんとうに素敵な作品だった。


井俣さんがねぇ。
大人になっちゃったピーター・パン。
なんか、お腹がね(笑)
小さい衣装から覗く、ちょっとぷよぷよしたわき腹が・・・くっくっく。
なんかリアリティあってよかったわぁ(笑)

ティンカーベルのザンヨウコさん。
ほんとになんてキュートなティンクだろう。
意地悪で、つんとしてて、でも、目が離せない魅力が溢れてる。
ピーターが好きだから、ウェンディが嫌い。
でも、娘のベルベルを見つめる目は母の慈愛に満ちてる。
ステージ上をぽてぽて歩くティンクの動きが可愛くて♪

フック船長の唐橋さん。
渋すぎる、惚れるね。
後半にいけばいくほど、かっこよすぎるわ。
最後のピーターとの戦いのシーン。
切なくて、おかしくて、悲しくて。
一人でネバーランドの秘密を抱えて生きてきた。
そして、その秘密をみんなと共有する瞬間、待っているのは死。
ネバーランドが、ピーターが、みんなが好きなんだって気持ちが伝わってきて泣いた。
あの立ち姿も凛々しくて素敵だわ。
フック船長って、三枚目なイメージだけど、二枚目だった!
でも、ちゃんとフック船長なんだよなぁ。
ぜひとも他の舞台でも観てみたい。

森さんは、30-DELUX公演と稽古期間がかぶってたせいか出番少なめ。
しかもそういうキャラかよっ!(笑)
いやぁ、ずるいよねぇ・・・。
出オチじゃん、それ(笑)
次作ではもっとがっつり演技してくれることを期待。

もう一回観たかったなぁ・・・。


少年社中 公式サイト http://www.shachu.com/

『ネバーランド』
2010年6月23日(水)~27日(日)@青山円形劇場

次回公演は2010年9月。
ホチキスとの合同公演、シャチキスvol.2『伝説との距離』

タグ:観劇
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

『恋する剥製』文章を書くには ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。