『カラスの歩く速さ』 [観劇]
らくだ工務店 第18回公演 十周年企画第1弾
『カラスの歩く速さ』@下北沢駅前劇場
2010年4月26日19時半開演 A列14番
作・演出:石曽根有也
出演:
石岡大介……林和義
浜尾雅弘……古川悦史
我修院麗司……草野とおる
森山了……今村裕次郎
松坂大助……山口森広
礼子……宇津井香織
リン……笹峯愛
奈津美……瓜田尚美
まどか……高嶋由奈
男……石曽根有也
結局、消化できなかったなぁ。
とても見応えのある作品だった。
役者一人ひとりも個性的。
「人と人の繋がり、絆」
これは今まで観たらくだ工務店の作品に共通するもの。
でも、今回はダークな部分が強く印象に残る。
また、ラストをどう解釈するか。
それは観た人によるのかなぁ。
ちなみに私は、大助の願望。
誰も死なずにすむ、もう一つの未来、と解釈。
浜尾に裏切られて、礼子が流した涙が切なかったなぁ。
人に期待を寄せ、信頼し、自分の未来を預けた。
でも裏切られてしまった。
裏切られたことと、自分を選んでくれなかったことと。
そして、これから自分の身に降りかかるであろう厳しい現実。
しかしほんと宇津井香織さんは綺麗だなぁ。
あの立ち姿といい、惚れ惚れした♪
草野とおるさんの豹変振りもすごかった。
麗司が奈津美のストーカーだとわかった瞬間の変化。
怖かったもんなぁ。
ふつーに、ふつーに怖いよ、あれ。
林和義さん、古川悦史さん。
二人は今回も期待通り、期待以上だった。
あの二人の印象がころころ変わる演技はほんと見応えあるね。
劇団HOBOの演技とはまた違った魅力。
いろんな芝居で観たくなる。
これは二回観たらまた印象変わったかも。
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