加納朋子「ガラスの麒麟」 [読書・映画]
加納朋子「ガラスの麒麟」(講談社文庫)
一月は行く。二月は逃げる。そして三月は去る――。(P61より引用)
女子高生の輝き、脆さ、儚さ、強かさ、危うさ、歪み。
たぶん、私もそういう部分を持っていたはず。
今も持っているのかもしれない。
大人になるにつれ、それを巧みに隠す、誤魔化す術を身につけただけかも。
心の奥底には女子高生の頃と変わらない"何か"がいまもあるのかも。
これも短編。
通り魔に殺された安藤麻衣子という女子高生の周辺の人たちの話。
そこから、見えてくる一人の少女の持っていた"闇"。
人の心ってほんと不思議だ。
"心"に左右される"身体"。
身体を支配してるのは、心だと思う。
でも、心は見えない。
外からはもちろん、自分自身にさえ見えない。
見えないものに、支配されてるんだよなぁ。
自分の心なのに、自分でわからないってなんでだろうなぁ。
不思議だなぁ。
「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに。」通り魔に襲われた十七歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される六つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。
一月は行く。二月は逃げる。そして三月は去る――。(P61より引用)
女子高生の輝き、脆さ、儚さ、強かさ、危うさ、歪み。
たぶん、私もそういう部分を持っていたはず。
今も持っているのかもしれない。
大人になるにつれ、それを巧みに隠す、誤魔化す術を身につけただけかも。
心の奥底には女子高生の頃と変わらない"何か"がいまもあるのかも。
これも短編。
通り魔に殺された安藤麻衣子という女子高生の周辺の人たちの話。
そこから、見えてくる一人の少女の持っていた"闇"。
人の心ってほんと不思議だ。
"心"に左右される"身体"。
身体を支配してるのは、心だと思う。
でも、心は見えない。
外からはもちろん、自分自身にさえ見えない。
見えないものに、支配されてるんだよなぁ。
自分の心なのに、自分でわからないってなんでだろうなぁ。
不思議だなぁ。
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